思考のキャンバス -文化とアートと社会と自分についての記録-

文化・アートと社会のつながりについての思考録です。また、影響を受けた本・音楽などを取り上げて、自分自身に関する思考録も行います。

2019から、2020へ。[191230_雑記録]

2019年 最初で最後の投稿です。

 

更新が、2018年の振り返りで止まっていました。

 

noteの更新が楽しくて、こちらがなおざりになってました。

 

 

そんなことで(?)、2019年も終わりが近づいてきたので、

今年一年は、こちらのブログで振り返ろうと思います。

 

まずは1月に立てた、今年の目標を振り返ってみることにします。

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結論から書きます。

ええ、あんまりできていません。

 

ブログを1週間に1回の頻度で更新 ⇒ ✖

コミュニティを広く深く ⇒ 〇

 

2ヶ月に1回以上芸術鑑賞 ⇒ 〇

 

12冊以上読了 ⇒ 〇(12冊) 

読書記録作成 ⇒ △ (メモはつけたが、記録までは作れず)

ブログ発信 ⇒ ✖ 

 

撮影5000枚以上  ⇒ 〇 (6479枚)

写真コミュニティ1回以上参加 ⇒ ◎ (集団撮影3回 個人撮影3回)

 

曲を12曲以上制作 ⇒ ✖ (2曲完成 2曲未完成)

 

運動 脱ペーパー ⇒ 共に✖

 

 

うーん、もっと頑張れたのでは?

と、思うところもありますが…。

 

運動と脱ペーパーは、2018年と2年連続で掲げてました。

多分来年は書きません。

 

逆に、書いていないことで始めたこともあります。

 

・プログラミング(HTML/CSS,Ruby,JavaScript

・自己分析1000問ノック(179/1000問)(※詳細はnoteにて)

note.com

 

ということで、

達成できなかったからダメ、ではなくて、

なぜ達成できなかったのか、を考えるほうがきっと次に活きるので、

そんなことを考えてみたいと思います。

 

その前に、今年できたこと、やってきたことを

もう少しだけ深く掘り下げて、振り返りを。

 

 

 

・・・と思い、書き始めてみたら、思いのほか長くなってしまったので、

 

このブログ、振り返りだけで終えたいと思います。

  

 

原因分析と改善は、

次の目標を立てるときに書きます。

 

 

つながりの広がりと深まり

まずは2019年に参加させていただいたイベントを振り返ります。

漏れがないことを祈る。

 

1月21日 大和ハウス工業株式会社寄付講座「文化の居場所を考える」@立教大学

1月31日 社会デザイン研究会@立教大学

2月2日 お家カレー祭りvol.6@家劇場

2月3日 社会デザイン研究会「手づくり文化交流始めます」成果報告@立教大学

3月9日 とびらプロジェクト とびラー第8期メンバー面接@東京都美術館

4月17日 社会デザイン研究会@立教大学

5月12日 第8回TURNミーティング@東京芸術大学

5月21日 あーとま塾同窓会関東支部

6月19日 東洋学園大学にて講説(詳しくはこちら

6月29,30日 文化経済学会@名城大学

7月4日 「絶対内定×メモの魔力」@新木場STUDIO COAST

7月6日 日芸アートマネジメント会 第6回シンポジウム@日本大学芸術学部

7月12日 家劇場NIGHT~ちゃぶ台かこって、あの人とおしゃべり~@家劇場

7月20日~8月11日 多摩ニュータウン×演劇プロジェクト「まちまち」サポートスタッフ@パルテノン多摩

8月17-18日 日本劇作家大会2019上田大会@サントミューゼほか

9月1日 あーとま塾同窓会

10月22日 こたま「木工のワークショップ」@聖蹟桜ケ丘

10月23日 社会デザイン研究会@立教大学

11月6-7日 長野合宿@ホクト文化ホール長野市芸術館、犀の角、サントミューゼほか

12月4日 「投資を、もっとおもしろく。」@EX THEATER ROPPONGI

 

 

ありがたいことに、今年も刺激を受ける機会をたくさんいただきました。

特に、大学で授業をさせていただいたり、

活動報告を掲載させていただいたり、

集まりに声をかけていただいたり、

 

自分が学びに伺うだけではなくて、

発表を通して、学びを活かしたり、多少なりとも学びの機会をいただいた恩返しができる場面があったのが嬉しかったです。

 

また、呼んでいただけるということは、

あの人に声をかけてみようの「あの人」の1人として思い浮かべてくれる人がいること。

そのことが嬉しいし、すごく有難いことだと思います。

 

だけど、いつまでも受け身でいるわけにもいかなくて。

自分もまた「誰か」を思い浮かべ、声をかけることで、つながりを広げていくこと。

今はまだ力不足だけど、いつかはつないでいく立場になれるように。

 

今年も、たくさんのご縁に恵まれた1年間でした。

 

 

写真は楽しい

圧倒的に、写真活動が精力的な1年間だったと思います。

正直、5000枚以上撮るのは無理だろうと思っていました。

それが1000枚オーバーの6000枚以上。すごい。びっくり。

 

ただ6000枚すべてが公開に耐えうる写真では全然なく。

ほぼ同じような写真、ピンボケ、ブレなども含めての6000枚です。

単純に6000回シャッター切っただけのことです。

1日17回ちょっとです。

 

でも、目に映る景色も、2つの見方を意識するようになりました。

 

1つは、「光」。もう1つは「線」。

 

光の注ぎ方や、線を写真の中に描くと、伝わる写真が撮れるのではないか。

そんなことを考えながら最近は撮っています。

 

写真から生まれた新しいつながり

つながりが生まれ、深くなると、よりその活動に没頭するようになる。

 

友人に誘ってもらい、10月頃に初めてポートレート撮影を撮りました。

それがあまりにも楽しすぎてしまったのです。

 

心が沸き立つ景色。それだけでも撮りたくなるのに、

そこに、人が作り出す表情、空気感が合わさったとき、

切り取ることでしか残せない、伝えられない。唯一無二の情景が目の前に映る。

こうして書いていても気持ちが沸き立ってしまいます。

 

何よりも、写真を通して新しいつながりが生まれること。

これも1つの幸せです。

 

ポートレート撮影会は、今年だけで6回ありました。

9月15日 @六本木(集団撮影)

10月19日 @代々木公園(集団撮影)

11月3日 @豊洲ぐるり公園(個人撮影)

11月23日 @愛知(集団撮影)

12月1日 @丸の内(個人撮影)

12月15日 @新宿(個人撮影)

 

9-12月の3ヶ月で6回撮影会に参加しました。

1回は、参加できる撮影会が見つからず、探すよりもやったほうが早いと、自分で企画しちゃいました。

他の1回は、愛知まで夜行バスに揺られ、参加して、夜行バスで帰りました。

 

1ヶ月4週間と考えて、12週間で6回。2週間に1回は撮影会だった計算になります。

 

来年もそのペースで、2-3週間に1回。できたらいいなあ。

 

 

2019年に触れたアートやエンタメ

2月1日(演劇)お座敷コブラ『RUN3.0』

2月5日(写真展)落合陽一展覧会『質量への憧憬』

2月10日(写真展)横田裕市作品展『フィンランド 冬の光』

2月23日(音楽)中央大学ハーモニカソサイエティー若手OBOG主催ライブ『Hamosonic X』

4月7日(音楽)奥華子さんミニライブ

5月4日(音楽)寺嶋由芙さんライブ(ヨコハマカワイイパーク)

6月8日(演劇)集団視力検査『LASIKKER -A NEW TRANSLATION』

6月16日(演劇)モダンスイマーズ『ビューティフルワールド』

8月17日(演劇)iaku『仮面夫婦の鏡』/中山マリ『あい子の東京日記』@犀の角(日本劇作家大会2019)

8月18日(演劇)鈴木一功『べっかんこ鬼』/鴨川てんし『生き残った森の石松』@上田映劇(日本劇作家大会2019)

8月23日(演劇)ゲッコーパレード 戯曲の住む家Vol.9『ファウスト

9月28日(音楽)中央大学ハーモニカソサイエティー90周年演奏会

9月29日(演劇)果ての水辺『青を飲む』

10月5日(演劇)チーム第三幕『ロミオとジュリエット

11月24日(演劇)teamキーチェーン『声』

12月19日(音楽)UVERworld "UNSER TOUR"@TOKYO DOME

 

2ヶ月に1回以上、が目標でしたが、

結果的に、1ヶ月に1回以上ありました。全部で18本。

 

ただ、4-5月のは、お金を払ってないんですよね。

「観覧無料」っていうやつです。ズルしたのではありません。

 

演劇は9つ。本数では11本。

お声がけいただいているおかげで、観に伺う機会がたくさん増えました。

なかなか、自分から「観たい芝居」を探して観に行くことをしないので、

本当にありがたいです。

 

ちなみに、どうやってみなさん「観たい芝居」を探しているんでしょう・・・?

 

もちろん、お誘いいただいたお芝居も、面白そうだと思うから伺うのですが、
2020年は、自分で観たいお芝居を「探して」観に行く、ことをやってもいいかもな、なんてことを思っています。

 

 

音楽に、演者として触れる

音楽イベントが少ないですね。5つ。

しかも2つは観覧無料、もう2つは演者側でした(指揮者、演奏者、撮影スタッフ)

 

9月28日の演奏会。

毎年フルートを吹く機会をいただいているのも嬉しいことで。

今年は4年ぶりに指揮を振ることもできました。

 

指揮を振るの、すごく好きなんです。

でも、なぜ惹きつけられるのでしょう。

 

振るのも楽しいんです。でもそれだけではなくて。


同じフレーズを奏でる楽器を意識する。
演奏者みんなと目線が合う。

 

音楽でみんながつながっている一体感を、

肌で一番感じられる。

 

9月の演奏会で、かつてないくらいにこの感覚が伝わってきました。

これが、その1つなのかもしれません。

 

 

音楽と時間が、紡いだもの

唯一、音楽鑑賞イベントとして数えられるのが、UVERworldのライブ。

実質的に、音楽鑑賞イベントは1本だけでした。

 

そこには、10000本分の感動がありました。

なので今年は音楽イベントを10000本観たようなもんです。

 

 

UVERworldのボーカルのTAKUYA∞さんとベースの信人さんは、幼稚園時代からの幼馴染み。ギターの克哉さんはTAKUYA∞さんと同じ保育園だったそう。TAKUYA∞さんと実家が向かい同士だったギターの彰さんと、その同級生のドラムの真太郎さん。さらに克哉さんと学生時代同じクラスだったサックスの誠果さん。

 

そんな、昔からのつながりが結びついている関係性が、僕が好きな理由の1つ。

 

そんな6人が、同じ舞台で、最高の音楽を紡ぎ、音と体で魅せてくれます。
特に、TAKUYA∞さんと信人さんが語り合う場面は、時間が紡いだ2人の関係性が見えてくる気がして、胸を打つ場面でした。

 

 

僕は、このライブを、小学校からずっと付き合いのある友人と観に行きました。

 

その友人とは、小中高と同じ、特に中学時代は部活も同じバスケ部でした。

大学は違いましたが、進学先は同じ東京でした。

もう15年くらいの付き合いです。

 

僕がUVERworldを好きになるきっかけをつくってくれたのが、その友人でした。

 

中学時代に、彼から勧められて、

僕はなんとなく、UVERworldのアルバムCDを買ったのです。

 

初めてCDを自分で選んで買いました。

 

正直、聴いた瞬間にドハマりした、というわけではなかったと思います。

 

だけど、彼と共通の話題ができたこと。それが純粋に嬉しかったのかもしれません。

 

彼との仲が深まっていくとき、いつもそこには、UVERworldが紡ぐ音楽や言葉がありました。

UVERworldが紡ぐ音楽や言葉を聴くと、いつだって、僕には彼という親友がいることに気付くことができます。 

 

そんなことが、もう13年以上続いています。

 

 

 

幼馴染みのバンドが築き上げてきた音楽や言葉で、

築いた友情を持つ僕たちが、こうして大好きな彼らの音楽を目の前で聴いている。

 


時間と音楽が紡いでくれた「感動」と「ありがとう」を、僕はただひたすらに、
その場で味わっていました。

 

 

これを、10000本分の音楽の力と言っても、過言とは思いません。

 

 

 

紡いだ糸で、僕は何を織るのか

今回、振り返るにあたって、

今年参加したイベントや公演をちゃんと残そうと思いました。

 

どれだけ「つながる」機会があったのか。

その時に出会った人たちの顔や言葉を、思い出せるように。

 

 

つながりにもっと「ありがとう」と思える人間になろう。

思うだけじゃなくて、もっと人のことを自分に刻める人間になろう。

刻むだけじゃなくて、還せる人間になろう。

 

2019年、ありがとうございました。

2020年にまたお会いしましょう。

 

よいお年を!